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●特徴●
昔のことを思い出す「想起力」は比較的保たれます。しかし、今見たこと聞いたことを新しく覚える「記銘力」が低下するため、忘れることが多くなります。
●Q&A●
「本人は物忘れはないと言うのですが、家族は心配しています」
「本人には記憶力低下の自覚がありません。家族同士で協力しあ
い、忘れていることへの自覚を促します」
「記憶力を高める方法はありますか」
「以下の4つの方法を試してみてはいかがでしょうか。
★メモやカレンダーを利用し、記録しておく方法
忘れていることの自覚を促すため、目立つところに忘れては困ることを書いた紙を置いておきます。
★ラベルや予定表を貼る方法
診察券や薬、洋服や靴下の引き出しにラベルを貼ることでどこに何が入っ ているかが一目で分かるようにします。また、通院日やデイケアの日などの予定表を作り(カレンダーを利用)目立つ場所に貼っておきます。
★イメージで覚える方法
近所のスーパーまでの道順を覚える際、各ポイントとなる地点にあるもの(例えばポストや特徴的な看板)を目で見てイメージとして捉え、曲がり角などの手がかりとします。できるだけ分かりやすいものを利用したほうが良いでしょう。
★手がかりを作る方法
例えば食事をする時間にアラームが鳴るように時計をセットしておく、お風呂のお湯を入れる際に水道の締め忘れを防ぐため、タイマーを利用する、
出かけなければならない時間にテレビが消えるよう、オフタイマーを利用するなどの方法があります。
★繰り返して練習し、覚える方法
体操の仕方や着替えの手順など、毎日行うことで経験しながら覚えます」
「同じことを何度も聞きなおすので困ってるのですが…」
「質問に対して答えるとともに、同じことを前にも話したということを
伝え、忘れていることの自覚を促します」
「毎日同じことを聞かされるので、家族は疲れてしまいます」
「ご本人は自分が正しいと思い込んでしまうので、ご家族の言うこと
を聞かなかったり、「相手の方がおかしい」といった言動をすること
があります。そのような場合でも、仕方がないとあきらめたり、見放
したりせずに、「あなたを良くしたい」という思いが伝わるよう、
根気強く接することが大切です」
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