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鷲頭 徹 さん
植村 浩二 さん
 
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   

 

結婚しても仕事を続ける女性が増えています。ということは働く妻を持つ男性も増えているということですね。

そんな身近な男性たちに、家庭のこと、仕事のこと、人生のこと、いろいろ伺うコーナーです。

今回は当院放射線科技師長の 松本 直素 (マツモト ナオモト) さん にお話を伺いましょう。奥様は都内の大学病院で看護師をしていらっしゃいます。 

パラオにて

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Q1プロフィール、放射線技師になった理由、奥様との出会いなど、ご自分の人生を振り返って、「来た道と、今」をまとめて語ってください。長くてもOK!

人生を疾風のごとく走りぬけ、今年、40歳になってしまいました。

私は東京に5人兄弟の長男として生まれ育ちました。喧嘩したことも当然、たくさんありますが、今でも兄弟は仲が良く、親、兄弟、人には恵まれて育ったと感じています。


 進路については、高校3年になってから悩みました。大学に行こうかとも思いましたが、何せネクタイという何の意味があって首にぶら下げているのか解らない、あの物体が嫌いで、大学を出て社会人になり、毎日ネクタイと革靴を履くことを想像しただけで、耐えられない気持ちになり、とにかく、ネクタイをしなくて良い職業を探しました。

始めに目をつけたのは、無線通信士でした。通信士なら遠洋漁業の船に乗り、世界中を回れる(体力が無いので漁師とかは無理だと思ってました)と考えました。しかし、大学が神戸にしか無く、母さんに"家にはそんな金は無いわよ!まだ下にいっぱいいるんだからね!"と言われ断念しました。


 放射線技師を選んだのは、その後に、片っ端から集めた専門学校の資料の中にあり、興味が沸いたからです。直接、学校を数箇所回り、昼間働いて学費を稼ぎ、夜、通えるという理由で、城西放射線技術専門学校という長い名前の学校に決めました。意外と苦学生だったんです。

結局のところ、この仕事は自分にはとても向いていると思っています。特に初めから医療を志した訳ではありませんが、私はアナライザータイプで技術を習得することに興味があり、また自分の撮影した画像が、患者さんの人生をも左右することがあるという点で、とても意義を感じています。


 専門学校を卒業して、杏林大学病院というところに就職しました。そこで勤務して12年経ったときに、病院全体から10年以上勤務している職員を対象にして、病院を良くするために人材を育成するための講習会が開かれました。私は放射線科から選ばれ、妻は、そのとき勤務していた整形外科の看護師として参加していました。

その講習会のときに、本来、私の隣に座るはずだった彼女が、歯痛のために、座っていることもできずに、みんなから離れたところで、ただ歯を押さえて苦しんでいたのを覚えています。こいつ何のために来たんだろう?と思ったのが第一印象ですが、これがきっかけで現在に至ります。


 その講習会の後、一年足らずで、たまたまクリニックオープンのために読影の研修に来られたsnowさんに声を掛けていただいて、北原脳神経外科病院へ移りました。ということで、"杏林大学を良くするための講習会"は私にとってはただのお見合いパーティーでした。


 同じ環境にいても、何を見るか、何を捉えられるかで、視点は変わってくると思います。私は自己投資が趣味なので、できるだけ多くのことを吸収して、すばらしい爺さんになりたいと思っています。今までのところ、後悔するようなことは全くありません。この先も後悔のない生き方が出来たら良いなと思っています。





Q2院内でもラブラブカップルとして有名ですよね。夫婦円満の秘訣はなんでしょう?  ラブラブカップルとして有名かどうかはともかくとして、仲は良いほうだと思います。

住友生命が行ったアンケートでは、夫婦円満のこつは、男女とも1.思いやり 2.会話 3.スキンシップだったそうです。

私達の場合、彼女が看護師で、生活も不規則なため、そんなに共に過ごす時間は多くありません。晩御飯も週に1,2度一緒に食べられれば良い方です。

そんな中で、バランスを保つためには、やはり相手を思いやること、そしてお互い干渉しすぎず、適度な間合いを保つことが大切なのではないかと思っています。

特に私には放浪癖があるので、たまにふらりとバイクで旅に出たり、山に篭ったりしますし、彼女のほうも飲んだくれて帰ってこないことも多々あります。そんな時間はとても大切なことが解っていますから、お互い干渉しないようにしています。

 

Q3家庭での家事分担はどうなっていますか?

我が家は、晩御飯を一緒に食べることがほとんど無いので、他の家庭より家事が発生しません・・・なんてことはないです。

実はかなりの部分を彼女に頼っているように思います。ただ、休みや当直明けなどで先に家にいるほうが、晩御飯を作るのは、なんとなく習慣になっています(もう一方が家に帰ってくるのが前提ですが・・・)。それ以外の掃除や洗濯などは、彼女にやってもらっています。申し訳ないです、はい。


 少し視点はずれますが、私は家庭菜園をやっていて、自分の家だけではなく、近くにある妻の実家にもせっせと野菜を運んでいます。今は、大根、白菜、小松菜、さやえんどう、ブロッコリー長ネギ、玉ねぎなどが生育中です。これも家計の足しになっているという意味では、家事に入りませんか?

 

 

Q4女性が結婚後も仕事を続けることについて、夫として、また、(自分の部下に対して)上司としてどのように考えていますか?

基本的に性別に関わらず、社会人として精神的にも社会的にも自立していることが大切だと思います。

家庭にいても精神的に自立することは可能だと思いますが、社会に出ていたほうが視野は広がりやすいと感じます。

現在の女性は、家庭に入る、結婚して働く、または結婚しない、など選択肢が男性に比べて多くなっています。それだけに自分で責任を持って自分の人生を選んでいく意識が必要だと思います。


 医療関係は、基本的に女性の職場で、女性には働きやすい環境ですから、責任感を持って、積極的に働いて貰いたいです。

Q5結婚して良かったことは、どんなことでしょう?逆に大変なことは?   始めは、お互いに、生活習慣や意識のずれがあって喧嘩もしました。

しかし、6年経ったいまでは、お互いのことをある程度理解しているのと、適度な距離が解ってきたために大変だと思うことはあまりありません。


 良かった点は、自分を絶対裏切らない人が近くにいるという安心感が得られたことだと思います。

Q6将来の夢はなんでしょう?ふたりの夢についても語ってください。   先ほども書きましたが、夢はかっこいい爺さんになることです。

そのために、二人で出来るだけ多くのことを見て、感じ、柔軟性のある心を養っていきたいと思います。

当院が中国に進出するなら、微力ながら、是非、行かせていただきたいです。

Q7最後に仕事に家庭に頑張っている奥様に、感謝の言葉とエールをおねがいします。 ストレスあるから、いっぱい食べちゃうのも解るけど、そこそこにね。力抜いて、頑張りましょ。