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 ■特集うつ1

うつ病(Depression)

 ■うつ病とは…?
・ うつ病は子どもからお年寄りまで、どの年代でも、誰でも発病する非常に多い病気です。
・ うつ病は心身のエネルギーを低下させ、いろいろな病気の原因になったり、病気を悪化させたり、最悪の場合は自殺の恐れもでてきます。
・ 心配や過労・ストレスが続いたり、孤独や孤立感が強くなったり、将来への希望が見出せないと感じた時などにはうつ病にかかりやすいです。
・ うつ病は早期発見・早期治療が大切です。しかし、長く続く事もありますが、その場合は辛抱強く治療する事が大切です。
 ■うつ病ではこのような症状がみられます

≪からだの症状≫


眠れない(早朝に目が覚める)
朝方調子が悪い、食欲がない、
だるい、疲れやすい、
性欲がない、頭痛、肩こり、
動悸、胃の不快感、めまい、
下痢・便秘、口が渇くetc

≪周囲からみた症状≫


表情が暗い、涙もろい、
反応が遅い、
落ち着かない、
飲酒量が増えるetc

≪こころの症状≫


ゆううつ、悲しい、不安、
気分が重い・沈む、イライラする、元気がない、集中力がない、
好きなこともやりたくない、
物事を悪いほうへ考える、
生きているのもつらいetc

 ■どうしてうつ病になるのですか?

●ハッキリした原因は不明ですが、様々な原因が複雑に絡み合って、脳の働きに影響を及ぼします。

・ 心理的原因…自分にとって大切なもの(対象)を失った時(失業・定年・離婚・近親者の死etc) 
・ 性格的素因…几帳面でまじめな性格の人が過去の失敗にこだわったり、些細な失敗を悔やむetc
・ 環境的要因…人間関係のトラブル、夫婦間や親子間での争い、転居、昇進etc
・ 身体的要因…ストレスや慢性的な疲労が溜まり、身体のバランスを崩した状態が続いた時etc
・ 身体の病気…脳梗塞、ガン、甲状腺機能低下症、ステロイド、アルコールetc

←図:(社)埼玉県精神保健福祉協会事務局「やさしいうつ病・うつ状態ハンドブック」より引用

※うつ病の時は、脳内の神経伝達物質が正常に働かなくなって、病気の状態を引き起こしていると考えられています。

 ■うつ病の治療って何をするのですか?

・ 十分な休息(仕事を離れて入院または家庭で静養)
・ 薬物療法(服薬)
・ 精神療法(カウンセリング、心理教育etc)
・ その他の治療法(作業療法、リラクゼーションetc)

 ■色々なタイプのうつ病があります

図:(社)埼玉県精神保健福祉協会事務局「やさしいうつ病・うつ状態ハンドブック」より引用

 ■どういう時に入院するのですか?

ほとんどのうつ病は外来通院でよくなりますが、次のような場合は一時期入院することが必要です。


・ 自殺の危険が高い
・ 食欲低下や不眠などで衰弱している
・ 症状が重い
・ 副作用が強く出て、十分に薬が飲めない
・ 家庭環境と切り離さなければ安静できない
 

≪うつ病を自分でチェックしてみましょう≫

ゆううつな気分がほとんど毎日続いている
いろいろな活動に対して興味がわかず、楽しくない
食欲がなく、体重が減少している(ふつう1ヶ月で2キログラム以上)
十分な睡眠がとれない。特に朝早くに目が覚めて眠れない
元気な時に比べて、動きが遅くなった。または、焦って動きまわったり、イライラする
最近疲れやすく、気力がない。また休息をとっても回復しない
自分は全く価値のない人間だと思ったり、後悔ばかりして自分を責めてしまう
思考力や集中力が減退し、何かを判断したり決断するのが困難である
生きているのがつらく、自殺について繰り返し考えるようになった
朝起きたときの気分がなんとなく重く、いつまでも起きられない

 上記の症状のうち、4つ以上が2週間続いているときには、早めに受診しましょう。
 

 ■うつ病にならないために心がけることはありますか?

・ 悩み事は一人で抱え込まず、誰かに相談して気持ちを整理しましょう。

・ 日頃の小さなストレスに対して、自分なりの解消法を持っておきましょう。
    (スポーツ、趣味、レジャーなどが有効です)

・ ゆとりを持って生活しましょう。体調が悪かったり、気分が沈んだりすることがあれば、
 早めに休養をとったり、専門家に相談しましょう。
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