MRI

MRI検査とは

MRI(Magnetic Resonance Imaging system:磁気共鳴画像装置)検査とは、磁石の力を使って身体の輪切りの写真を撮影する検査です。

MRI検査は様々な病巣を発見することができますが、特に脳、脊椎、四肢、または卵巣、前立腺等の下腹部などの病巣に関して高い検査能力を持つことで知られています。
MRI検査では、検査時間は30分程度とCTに比べると長くかかりますが、CTではわかりにくい情報を得ることができます。

たとえば
①脳の血管の状態(細い【血管狭窄】、
 動脈瘤【脳動脈瘤】の有無)
②症状の無い脳梗塞
 (無症候性脳梗塞)の様子
③脳の下のほうや脊髄の中など、
 CTでは見えにくい部分
血管狭窄 脳動脈瘤
無症候性脳梗塞
頚椎椎間板ヘルニア
などがわかります。

では、MRIの方が優れているから、何でもMRIでやればいいか?というとそういうわけではありません。CTとMRIは一長一短で、その時々により、良いほうを選択する必要があります。
頭に関しては、頭の専門家に見てもらうのが一番です。何らかの症状の有る方は一度ご相談ください。

MRI検査で発見できる病気

脳梗塞 脳動脈瘤 脳出血
ラクナ梗塞 もやもや病 椎間板ヘルニア
アルツハイマー症候群 パーキンソン病 ヤコブ病
精神疾患 てんかん 前立腺肥大
前立腺癌 乳がん 子宮頚癌  など

磁力の国際単位テスラ

1.5テスラMRI、3テストMRI等のテスラとは、磁力の大きさをあらわす国際単位です。
臨床に使用されているMRIには、0.2~3.0テスラまであり、数値が大きいほど、質の高い画像を撮影することができ、検査時間も短くなりますが、下記の危険性も大きくなります。
当クリニックでは1.5テスラMRIを2台導入しております。

MRI検査の注意点

●強い磁石の力を利用するため、検査室内に下記のような金属類を持ち込むことができません。
  身につけているアクセサリー・かつら・時計・ベルト、メガネ・補聴器、ポケットの中身(財布・携帯電話・鍵・小銭・診察券など)、
  入れ歯(外せるもののみ)、カイロ・エレキバン等の皮膚に貼付する薬、金属がついている下着、カラーコンタクト等
●動きに弱い検査なので、検査中は身体を動かさないようにして下さい。
●大きな音のする検査ですが、機械の作動音ですので心配ありません。耳栓をお渡しします。
●検査時はブザーをお渡ししますので、検査の途中でスタッフに用事のある場合は押してお知らせ下さい。
●必要に応じて静脈注射をすることがあります。

MRI検査の危険性について

心臓ペースメーカーを植え込んでいる方 磁場の影響により不具合が生じるため検査を受けることができません
妊娠初期の方 胎児への安全性が確認できていないため検査を受けることができません
ステント・クリップ術を受けた方 手術直後の場合、不具合が生じる可能性があります
インプラント・ブリッジをしている方 処置直後の場合、使用できなくなる可能性があります
人工関節・人工骨頭の方 磁場の影響により不具合が生じるおそれがありますので、
人工物の材質によっては検査を受けられない場合があります
皮膚に貼付する薬をつけている方 火傷する可能性があります
いれずみをしている方 発熱・変色の可能性があります
閉所恐怖症の方 円筒状の機械の中に入っていくため圧迫感があります

MRI検査料金について(2011/09/20現在)

健康保険によるMRI検査料金は以下になります。
検査 検査料金総額 負担割合1割 負担割合3割
単純MRI検査 19,000円 1,900円 5,700円
造影MRI検査 28,800円 2,880円 8,640円
※造影MRI検査では、薬剤の種類や容量により料金が若干変動いたします。