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今の日本は、若い医師にとって自由なようでいて、実は不自由な時代です。
医局という元締めがなくなった代わりに、「すべては自分の責任」という事実が誰にも平等に突きつけられ、言い訳ができない分、かえって息苦しさを感じている人も多いのではないでしょうか?
救命救急や外科・産科など医師として身につけたい基本技術はぜひ学びたいものの、それを一生続けられるような環境は、まずない。勤務医不足で病院という病院はみな悲鳴を上げている状態で、責任ばかりを問われる医療現場から先輩たちが立ち去るのを見れば、自分の行く末を考えられなくなってしまうのも無理はありません。
流行の開業も、そろそろ飽和状態。昔のように医師免許さえ持っていれば食いっぱぐれのない時代は過ぎ去ったと言っていいでしょう。
では、今後いったいどういう医者人生を送りたいのか?迷うところですよね。
私の考えるところ、腕も知識も、そして覚悟を決めて事に当たる強さも持ち合わせている医師は、これまでと何ら変わることなく、世間で言うところの成功を必ずや収めることに疑いの余地はありません。
そこに至るまでの修練は、残念ながら避けて通ることはできず、医療全体を締め付ける経済環境や、不備だらけの法的環境はそう簡単には解決されない状況の中での修行は決して楽なものではないでしょう。以前に比し厳しい面があることは認めます。
しかし、現状に文句ばかり言っていても成功は向こうからやってくるわけではないのです。この道と決めたら進むしかない。それは今も昔も同じこと。言わせてもらえば、こと初期研修環境については、今の人たちはかなり甘やかされていて、かえって気の毒なくらいです。
その後数年はそれなりの身分とある程度の収入が保証されているなら、つべこべ言わずにとにかくちゃんと働きしっかり学べと言いたい。この辺りは異論のある人もいるでしょうが、自分や家族が病気になったとき、かかりたい医者は理屈だけの無能医者ではないでしょう?美容に詳しい医者がいくら増えたって、その人たちに命を預けることができますか?
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