脳腫瘍

脳腫瘍

脳腫瘍とは脳実質、脳をおおっている髄膜、血管そして下垂体など頭蓋骨内のさまざまな組織からできる腫瘍(新生物)を指し、つぎの2つに分けられます。
  • 原発性脳腫瘍・・・初めから頭蓋骨内にできるもの
  • 転移性脳腫瘍・・・頭部以外にできた腫瘍から転移してきたもの
一般に全身の腫瘍と同様、良性脳腫瘍と悪性脳腫瘍とに分かれますが、腫瘍の性格は多種多様で腫瘍の種類により発症年齢、発生部位そして経過、予後などがだいだい決まっています。

症状について

一般に症状としては、やはり頭痛が最も多い症状の一つにあげられます。
この原因として頭蓋内は骨で囲まれるため一定の容積で保たれていますが、そこに腫瘍が成長していくことにより頭蓋内の圧力が上昇し(頭蓋内圧亢進)ていくことにより頭痛が出現するといわれています。
また、
  • 運動麻痺・しびれなどの症状
  • 成人(15歳以上)になって起こす痙攣発作
  • 視力・視野障害(下垂体腫瘍など)
  • 耳鳴り・めまい(聴神経腫瘍など)
  • 性格の変化など
下垂体腫瘍
下垂体腫瘍
聴神経腫瘍
聴神経腫瘍
なども決して軽視できない症状です。

治療について

良性腫瘍であろうが悪性腫瘍だろうが狭い頭蓋内に発育していくことには変わりないため、機能予後・生命予後の観点からもなんらかの処置により腫瘍を全面的に取り除くことが重要です。
これにより完全治癒が得られるケースも多いのですが、なかには腫瘍の性格(悪性腫瘍など)、その発生部位により全摘出できない場合も少なくなく、その際は後療法(化学療法、放射線療法)が必要となってきます。
いずれにしても早期診断・早期治療が予後を左右することに変わりはなく、例え悪性腫瘍といえでも良好な経過をみることがある一方、良性腫瘍でも発見、診断の遅れや発生部位によっては機能障害を残すこともあります。

これまで述べてきた症状に当てはまる、ガンの既往のある、そして不安になられた、以上の方々は一度脳神経外科外来を受診されることをお勧めします。当院であれば受診したその日に結論を出すことが可能であなたの不安を解消することができるかもしれません。 また、不幸にも(幸いにも)腫瘍の存在を認めた時にもBestの治療でのぞみます。