研修内容

研修内容

研修内容の特徴

  • '点滴ボトルの用意や採血業務'などのいわゆる研修医業務はありません。
  • 研修の大部分は実際の患者診療および手術手技のトレーニングなどに当てられます。
  • 脳神経外科を中心に、あらゆる周辺の病態にも対応できるような知識と技術を身につけてもらいます。
  • 当院独自の内容として、医療経済学、病院経営学、病院管理学についても学ぶことができます。
  • 当院は'学閥'とは一切無関係であり、'出身大学'などによって研修内容に差が出ることはありません。

レジデントコースには、ステップ制を導入

レジデントコースは、4つのステップに分かれています。
※次のステップへ進むためには、監査部長→診療部長→院長→理事長 と、承認を得る必要があります。※

1ステップの研修期間は約1年です。プログラムの習熟度により、期間は前後します。
向上心のある医師にとって魅力あるプログラムといえるでしょう。
Step 1(目安:卒後3年目)
  • 基本的な検査の指示および結果の解釈に習熟する
  • 神経所見のとりかたをマスターし神経解剖と神経局在診断を習得する。
  • 基本的レントゲン写真・神経疾患の画像診断(CT、MRI、脳血管造影、SPECT、PET など)の読影を習得する。
  • 脳神経外科救急時対応のマスター(意識レベルの正確な取り方、緊急時検査の適切なオーダー)
  • 検査手技のマスター(脳血管撮影、挿管、腰椎穿刺、IVHカテ挿入など)
  • 手術手技(穿頭ドレナージ、慢性硬膜下血腫、VPシャント、頭蓋形成術、陥没骨折 および簡単な開頭術)
Step 2(目安:卒後4年目)
  • 3大疾患(脳卒中、脳腫瘍、頭部外傷)の主なものに対する診断と治療方針についての理解学習。
  • 緊急時の検査手技(脳血管撮影)の独り立ち。
  • 手術手技(開頭術全般、後頭下開頭術、椎弓切除術、脳出血、小脳出血、簡単な髄膜腫、簡単な転移性脳腫瘍)
Step 3(目安:卒後5年目)
  • 3大疾患についての診断治療方針についての独り立ち。
  • 特殊疾患(脊髄病変、小児奇形、機能的脳疾患など)についての経験および診断治療に対する理解学習。
  • 緊急時の簡単な血管内治療(バルンテストオクルージョン、血栓溶解術、持続動注療法など)
  • 手術手技(マイクロ全般の開始。くも膜の剥離法、マイクロ機器全般のセットアップ、シルビウス裂の無侵襲的剥離、頭蓋底アプローチのための骨削除法)
Step 4(目安:卒後6年目)
  • 一般的な脳神経外科疾患全般について、その診断から治療方針までを独力で組み立て、実践する。
  • 緊急患者来院時に、その初期診断から治療計画までを適切に組み立て、実践する。
  • 手術手技;簡単な破裂脳動脈瘤において、クリッピング術を行う。簡単な脳腫瘍摘出術における術者となる。その他の難しい脳神経外科手術においても、手術手技を頭の中で組み立て、第一助手が務まるようにする。
その他、研修で求められる要素
生涯自己学習を目指して、各種勉強会や学術活動に積極的に参加することを目標としています。
  • 回診時のディスカッション
  • 症例検討会での症例紹介とディスカッション
  • 抄読会での発表とディスカッション
  • 各種カンファレンスへの参加
  • 各種学会への参加と発表
  • 研究論文の発表