当院リハビリテーション病院 回復期病棟 リハビリ治療成績

回復期リハビリテーション病院は、急性期を脱した患者様を円滑に社会・家庭復帰して頂けるよう集中的にリハビリテーションを行なうための病院です。当法人は、脳神経外科病院を展開している性質上、回復期リハビリテーション病院の対象患者様は90%以上が脳血管障害の患者様です。
現行の医療保険制度では、脳血管疾患を発症してから60日以内でなければ回復期リハビリテーション病院への転院は認められていません。入院期間においては最長で発症から180日まで(高次脳機能障害等はこの限りではない。)と制限が設けられています。
この限られた期間で、最大の治療効果を上げるには、当然、患者様の努力や回復力も重要ですが、リハビリ環境も大きな要因になると考えています。
今回、リハビリ環境を病床数に対するスタッフの比率、一患者あたりの平均実施単位数(1単位=20分間の治療)、平均在日数、自宅復帰率、BI(日常生活動作の自立度を示す評価)の改善割で示しましたので、当病院の治療成績をご紹介したいと思います。


上図は、月毎の平均入院患者数とリハ科スタッフ数、一患者あたりの平均リハ実施単位数を示したものです。
一単位とは、リハビリテーションスタッフ一名が患者様一名に対して20分間リハビリテーションを実施するものです。
スタッフ拡充にともない、一患者当たりのリハ実施単位数が増しており、H20以降は、実施上限である9単位に近い単位数が一症例に実施されています。以上のことから、手厚いリハビリテーションが実施されていることがお分かりいただけると思います。

上図は、月毎の平均在院日数と自宅復帰率を示したものです。
自宅復帰率は、平均79%で、厚生労働省が定める60%の規定を大幅に上回っていることがお分かり頂けると思います。


次に、具体的な生活機能が入院時に比べてどの程度改善したのかを示します。
開院からH19年度11月までの退院患者全症例を対象に生活機能を表すBathel Index(排泄・排便機能の項目は除く)という評価に基づいた結果を以下に示していきます。白抜き部分は、各動作の点数と自立レベルを示しています。
患者様のBathel Indexが向上することは、生活場面での自立度が高まるだけでなく、患者様の自信の回復、意欲の向上、同居者の介助量軽減など多くの意義があります。
 当院の理念であります 「世のため人のため、よりよい医療をより安く」を提供していく努力を病院を挙げて、続けていきたいと思います。
 

 

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